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ひな祭り は女の子のためのイベントとして定着していますね。
成長を願ってひな人形を飾ったり、ちらし寿司を食べたり甘酒や白酒を飲んだりと楽しいことが盛りだくさんです。
しかし、ふと感じたのは白酒や甘酒を飲む理由ってなんでしょうか?
また白酒と甘酒の違いについても明確に説明しにくいところがありますよね…。
自分に娘が出来た時にこれを聞かれたらちょっとまずい!ということで調べてみました!
白酒と甘酒の違い
まず白酒と甘酒は全くの別物です!
白酒とは蒸したお米にみりん(焼酎や米麴などでも可)を加えて数週間経つと臼で引き下ろして作られるアルコール度数が10%前後ある甘い飲み物です。
このお酒はリキュールとして扱われるので家庭で作ることは禁止されています。
また普通にお酒なので子供が飲むことも勿論ダメです!
続いて甘酒は水分を多めに炊いたご飯に米麴を混ぜて一晩かけて発酵して作られる飲み物です。
別名「一夜酒(ひとよざけ)」とも呼ばれ、アルコール度数は1%前後の為、お酒には含まれません。
つまり子供が飲んでもOKですし、家庭で作ることも大丈夫です!^^
ではなぜこのような飲み物をひな祭りで飲むようになったのでしょうか。
ひな祭りに白酒を飲む理由
ひな祭りに白酒を飲む理由となったものはある言い伝えがきっかけでした。
「ひなまつり」の始めは「上巳の節句」といって
男女関係なく邪気を払う季節の節目の行事でした。
身の穢れを洗い流すという意味合いがあり、白酒が飲まれるようになりました。
これには伝説があります。
昔、大蛇をお腹に宿してしまった女性が、三月三日に白酒を飲んだとたん、
胎内の大蛇を流産させることができたという言い伝えから、
胎内に悪い子が宿らないようにと、厄除け、そして厄払いの意味を込めて
白酒を飲むことになったといいます。引用元:http://www.mataro.co.jp/column/
大蛇をお腹に宿した女性がひな祭りにあたる3月3日に白酒を飲んだら流産させることに成功したという言い伝えがありました。
このことからひな祭りに女性の厄払いの意味を込めて白酒を飲むようになったそうです。
他にもこのような説があります。
ひなまつりに白酒をのむようになった説のひとつに、
中国のお酒である桃香酒説があります。
もともと白酒は中国の桃香酒のことを指していたといいます。
桃香酒はその名の通り「桃の香りのするお酒」で、
桃は邪気を払う効果と、百歳(ももとせ)まで生きるという長寿の意味もあり、
邪気を払い、不老長寿を願う上巳の節句に飲まれていたといいます。
この桃香酒が白酒へと変わっていったといいます。スポンサードリンク
引用元:http://www.mataro.co.jp/column/
中国では桃香酒という桃の香りのするお酒があります。
桃には邪気を払う効果と長寿の意味があり、この桃香酒が白酒へと変わったとされています。
ただ、どちらの説が正しいのかはハッキリわかっていないそうです。
では甘酒はなぜ飲まれるようになったのでしょうか?
ひな祭りに甘酒を飲む理由
元々ひな祭りには白酒が飲まれていたのですが、子供は当然お酒なんて飲めません。
その理由から白酒の代わりに子供でも飲める甘酒が作られたとされています。
子供も白酒と同じ効果(厄払いと長寿)を得るように大人と同じような飲み物である甘酒を飲んでほしいという意味ですね。
ちなみに甘酒って風邪を引いた時に飲むのがオススメなんですよ^^ 以下の記事でご紹介していますのでお時間ある方はどうぞ!
関連記事:甘酒は風邪に効くの!?効果的な合わせ方や作り方も!
今回のまとめ
白酒と甘酒の違いはアルコール度数や作られている減量の違いなどがありましたね。
またアルコール度数の関係で大人は白酒が飲めるけど子供は飲めない理由から甘酒が出来たとわかりました。
ちなみにひな祭りとは女の子が参加する儀礼と思われがちですが、元々は大人の女性も参加していたのです。
それがいつしか子供だけが楽しむものへと変わっていきました。
今年のひな祭りは大人の女性陣も参加して白酒を飲んで楽しむのもアリかと思います!
ただ、飲みすぎだけに注意してくださいね(;^_^A
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