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最近飲食店に入って七福神が目に付くところに置いてある店がありました。
七福神は船に7人の神様が乗っていてそれぞれ〇〇の神様といったように福をもたらしてくれる有難い存在というイメージですね。
日本人ならどの神様か見ただけで分かるのが常識みたいですが、私はちゃんと覚えていませんでした・・・。
「古来から伝わるありがた~い神様の名前を知らないのは罰当たりかもしれない・・・!」
そんな反省をしつつ、帰宅後に七福神について調べたところ、それぞれのご利益と並び順をしっかり調査できました^^
目次
七福神の並び方
七福神の並びは順に恵比寿天、大国天、弁財天、毘沙門天、布袋尊、福禄寿、寿老人となっています。
ただし、これはあくまで一般的ということで各々好きな順番に並べても特に問題ないそうです。
良く聞くのは願い事の順番で並べるということ!
そうすればその順にご利益があるとされています(*´ω`*)
お金が欲しいと思ったらお金の神様を先に置けば良いということですね(私ならそうします笑)
ですが・・・並べ方がわかったとしても誰がどの福を呼び込んでくれるのかわからないと意味ないですよね。
次でそれぞれの神様のご利益について話します。
七福神のそれぞれのご利益
気になる七福神のご利益について解説していきます。
恵比寿天(えびすてん)
商売繁盛と除災招福のご利益がある七福神唯一の日本の神様。
3歳の時に歩かなかった為に船から海に捨てられ、漂着した先が兵庫県西宮とされており、そこで人々に手厚く祀られて神として鎮座としたされています。
持っている釣り竿は「釣りして網せず」という意味!
つまり「暴利をむさぼらない清い心」を象徴しており、主に飲食店で置かれているのはこの神様!
大黒天(だいこくてん)
五穀豊穣・商売繁盛のご利益があるインドの神様で仏教の守護神です!
着ている頭巾には「上を見ない」という「謙虚さ」と、持っている米俵には「二表で満足する」という「欲張らない」というそれぞれの意味があるのです。
弁財天(べんざいてん)
芸術と知恵に関してご利益のある七福神の中で唯一の女性!
音楽や金運に関してもご利益があると言われています。
毘沙門天(びしゃもんてん)
武道成就にご利益のある古代インド神話の神様でインドの財宝福徳を司っています。
鎮護国家の神と信仰されており、福を与えてくれるそう・・・!
布袋尊(ほていそん)
開運や良縁、子宝などにご利益のある中国に実在したと言われている禅僧です。
「泣いて暮らすも一生。」「笑って暮らすも一生。」「同じ暮らすなら笑って暮らせ。」という考えでいつも笑顔を絶やさなかったとか。
毎日ニコニコできる生活を送りたいものですね~♪
福禄寿(ふくろくじゅ)
子宝や長寿などにご利益のある中国の長寿神です。
福禄寿という名前の一文字一文字に意味があり「福は幸福や子孫」「禄は身分や金銭」「寿は寿命」といういわれがあります。
寿老人(じゅろうじん)
長寿などにご利益のある星を人格した神様です。
中国では「皇帝の寿命を支配する星」と考えられていたそう!
このように七福神は私たちにそれぞれの役割で幸福をもたらしてくれる神様なのです!
最後に管理人が「面白い!」と思った七福神の覚え方について紹介して終わりたいと思います!
七福神は語呂で覚えよう!
七福神を覚えるのには語呂を使うことが効果的!
逆に脳内再生されすぎるくらい頭にすり込んだら忘れることはないでしょう(笑)
その語呂合わせが以下です。
「エビで鯛を釣るお年寄り。はじめが欠けてる(は)・ひ・ふ・へ・ほ」
何の呪文と思った方も多いかもですね(;^_^A
これが七福神を覚えるのに最も有名な語呂合わせです。
一つ一つ解説していきますと….。
エビ→恵比寿天
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鯛→大黒天
お年寄り(老人)→寿老人
※(は)じめが欠けているということで(は)は省略。
ひ→毘沙門天
ふ→福禄寿
へ→弁財天
ほ→布袋尊
といったような覚え方になります。
古文単語や日本史などの語呂合わせと同じような感覚ですかね(*´ω`*)
誰かに聞かれてもどや顔で答えられるように語呂合わせで七福神を覚えちゃいましょう♪
今回のまとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。最後に七福神の並び順とご利益のまとめをどうぞ~。
七福神の並び順とご利益は以下の通りである
☆左から…恵比寿天→大国天→弁財天→毘沙門天→布袋尊→福禄寿→寿老人
恵比寿天:商売繁盛、除災招福
大黒天:五穀豊穣、商売繫盛
弁財天:芸術、知恵、音楽、金運
毘沙門天:武道成就
布袋尊:開運、良縁、子宝
福禄寿:子宝、長寿
寿老人:長寿
補足として中国にも七福神と似た立ち位置の八仙(八福神)なるものがあります。
全てが実在する八人の仙人がモデルとされており、その八人が船に乗っている絵も多くあるそうですよ。
このことから七福神も八仙に由来するという説も!
さすが中国の歴史は深く、日本も中国から色々と歴史や文化を作っていったところもあるのかなと感慨深くなりますね^^
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