スポンサードリンク
最近友人の結婚式がありまして、有給を使って休みをもらい、式に向かいました。
結婚式の会場は華やかな雰囲気に包まれていて、二人の幸せを願うにはうってつけの舞台が整っていました。
お互いの生まれた時の写真や学生時代の写真が流れる映像が流された時には思わず胸が熱くなりました(´;ω;`)
昔は葬式でも結婚式でも泣かなかったのですが、最近年を取ったせいか涙もろくなった自分です。
それと同時に私もいつかあの舞台に立てたらなぁと思う独身20代後半です。
さてさてその中で誓いの言葉を言う場所には神父?牧師?の方がいらっしゃいますよね。
式の際にいるあの方は一体どちらなのでしょうか?
前々から神父と牧師の区別がつかずに疑問を持っていたので、その違いについて深く掘り下げてみました。
神父と牧師の違いは?
神父と牧師の違いは簡単に言うとキリスト教の教派が違います。
私たちがよく知っているキリスト教にはいくつかに分類されます。
主にプロテスタント、ローマ・カトリック、正教会に分類されます。
仏教でも同じように宗派があり、枝分かれしています。
さて神父と牧師はそれぞれどの教派に当てはまるのでしょうか?
神父はどういう人?
神父とは先程ご紹介したキリスト教の3つの教派のうち、正教会とローマ・カトリックに属している人のことです。
神父とは別名司祭とも呼ばれており、ミサや礼拝、説教、集会などの仕事があります。
これを行うための雑用(掃除や広告作り)なども全て神父が行います。
また会社と同じように上下関係もあり、ミサや礼拝などは全て司祭のみ権限が与えられており、下の身分にあたる信徒が行うことは不可能です。
他にも聖職者として一生独身を貫く必要があって結婚は許されておらず、女性が神父になることも認められていない教派です。
ただし、正教会の場合は結婚が認められており、女性でも神父になれます。
このように厳しい掟があるのはローマ・カトリックで、それより多少緩いのは正教会ということで覚えておきましょう。
続いて牧師とはどういう人なのか見ていきましょう!
牧師はどういう人?
牧師はプロテスタントに属している人のことです。
こちらはローマ・カトリックの厳格な掟はなく、結婚も自由ですし、女性だって牧師になれます。
むしろ結婚してほしいと奨励されることがほとんどです(笑)
信者と同等の立ち位置にいるので、序列社会ではなく、全員平等と言われています。
仕事内容に関しても然程神父と変わりありません。
他にもよく教会で賛美歌を歌っているのはプロテスタントですね。
逆に儀式を行うことが多いのはローマ・カトリックです。
ちなみに牧師という名前はキリストの「自分は牧者(羊飼い)である」という言葉からその名前がつけられたとされています。
では結婚式にいるのはどちらでしょうか?
結婚式にいるのは神父?牧師?
結論から言うと結婚式場にいるのは牧師が大半です。
説明にもあった通り神父はその教派に従う必要があり、簡単に結婚式場に来て「誓いの言葉を…」と言うことはできません。
そもそも新郎新婦がキリスト教ではない可能性がありますし、そのような人のためにわざわざ出向くことはないです。
牧師の場合は特に理由もなく引き受けてくれることが多いので自然とプロテスタントの牧師が出向いてくれます。
「なるほど、私がいった結婚式もほとんどが牧師だったのか…!」と調べながら納得しました(笑)
あ、でも最後に一つ気になることがあるのでそれを皆さんに紹介して終わりにしようと思います^^
スポンサードリンク
結婚式の牧師の正体とは?
結婚式場での牧師って何故かカタコトの日本語で話すイメージはないでしょうか?
「カミ二チカイマスカ?」みたいな感じですよね(笑)
これって何故なのか、ついでに調べみると、そもそも結婚式場にいる牧師は大半がアルバイトで派遣された人たちだとわかりました!
もちろん中にはアルバイトではなくちゃんとした牧師の方もいるのですが、なぜこのような実態になっているのか。
それは結婚式が催される曜日にワケがあるのです。
結婚式が行われるのは日曜日が多く、その曜日に牧師は礼拝を行うので結婚式に出てほしいという依頼をなかなか引き受けてくれないことが現状です。
そんな中でアルバイトを雇うことで成り立っているのです。
そのアルバイトも実は外国人英会話講師がほとんどだそうです!
別の仕事に就いている傍らで暇だからと牧師のアルバイトをすることが多いみたいです。
そりゃカタコトっぽい日本語になるよね…と(;^_^A
ちなみにこのことは既にテレビで放送されており、その時に出ていたマツコ・デラックスさんは「私は神前式にする」と言っていました(笑)
今回のまとめ
牧師と神父の違いはキリスト教のどの教派に属しているかによって呼び名が変わります。
牧師はプロテスタントで神父はローマ・カトリックまたは正教会に属しています。
結婚式場にいるのは牧師で、しかも大半がアルバイトであるという現実でした。
補足ですが、アルバイトの牧師は一回の式で大体2万円もらえるそうです。
この金額を聞いて「美味しいアルバイト!」と思ったのですが、現実は厳しいようです。
というのも式はだいたい20分~30分程度で終わりますが、新郎新婦の名前を間違えたりしてミスをした場合はビデオを撮り直す必要があってノーギャラになったり、クレームがつくと責任を負わされることもあるそうです。
アルバイトという弱い立場にいることは変わりないので、高時給なぶん大変だということが理解できますね…!
ももの雑学!豆知識生活!のサイトへようこそ!
管理人の「もも」と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
当サイトでは世にあるたくさんの雑学や豆知識、また生活に関わるニュース等をピックアップして個人的な意見も交えて記事を執筆しています。
ご要望ありましたらお問い合わせ欄からメッセをお送りくださいませ。
管理人はblog初挑戦の為、ご不便とご迷惑をお掛けすることがあるかもしれませんが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
スポンサードリンク