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バレンタインで女性陣からたくさんチョコをもらった方やそうでない方もお返しの日として定着しているホワイトデー。
私は恋愛に関してはかなりの草食系で受け身なところもあってか、ホワイトデーのお返しの品を買ったことがほとんどありません…。
「うーん、そろそろ性格を改めないと一生独身だなぁ…」
なんてちょっと危機感を募らせつつあります…!
さて、そんな話は置いといて…ホワイトデーはバレンタインデーと違って「ホワイト=白色」という言葉がくっついていますよね。
実は子供の頃から「なぜホワイトと名付けたのか」とずっと疑問に思っていました。
また関連してホワイトデーはどの国からやってきたのか、いつ日本に定着したのか、また「そもそも日本だけのイベントなのかな…?」など色々と考えてしまいます!
女性からチョコをもらった経験が少ない独り身の私がこのような記事を書くのも変かもしれませんが、自分なりに検索または考察してみました~
目次
ホワイトデーの由来は?
ホワイトデーの由来は諸説ありまして、どれが正しいのかはハッキリわかっていないです。
一番有力であろう説はバレンタインデーの名前の由来になっているバレンタイン司祭のお話です。
関連記事:バレンタインの本当の意味とは?実はチョコを贈るのは日本だけ??
時は遡り、3世紀のローマ。
この当時は男女の結婚が禁止されていました。
何故なら愛する人を残した兵士がいると軍全体の士気に影響するとのことで、結婚は必要ないと考えたからです。
しかし、やっぱり好きな人とずっと一緒にいたいですよね。
そんな結婚できずに悲しむ人たちにバレンタインは皇帝に内緒で結婚させ、結ばれた二人には自分の庭で摘んできた花を渡していたそうです。
愛する二人に尽くすとても素敵な人ですよね!
しかし、その秘密も長く続くことはなく、後に皇帝にばれてしまうことに…。
当然バレンタインのしたことは国を裏切る行為であり、決して許されることがなく、皇帝の命令で彼は処刑されてしまいます。
彼の刑が執行された日は2月14日。
そのため、キリスト教徒にとってこの日は「恋人たちの日」となり、偉大な彼の名を取って、「聖バレンタインデー」と呼ぶようになったのが始まりとされています。
このような悲しい出来事があった一方で彼のおかげで結婚することができたカップルは改めて永遠の愛を誓い合いました。
その日がバレンタインデーのちょうど1ヶ月後にあたる3月14日だったのです!
このような話がまずヨーロッパから始まり、いずれ世界へと伝わっていき、時を経て日本でも「ポピーデー」「フラワーデー」として上陸したのです。
「(;´Д`)え?ポピーデーとかフラワーデーなんて聞いたことがないよ!?」
と感じた方も多いでしょう。
確かに今の話から「ホワイトデー」という単語は一度も登場していませんね。
では、どのようにして日本ではホワイトデーという言葉が定着していったのか、次を見ていきましょう!
ホワイトデーという呼び名は日本だけ?
海外ではホワイトデーではなく「ポピーデー」「フラワーデー」という別の言葉でしたよね。
日本ではなぜそうではなく「ホワイトデー」なのでしょうか…??
そのことについて掘り下げていくと、まずバレンタインのお返しをする日「ホワイトデー」を定めたのは全国駄菓子工業協同組合という組織です。
こちらの組織は名称の通り、お菓子屋の集まりです。
本来キャンディーの販売を促進するため、1978年に名古屋で総会を開き「キャンディーの日」という名前にしようかと考えていました。
しかし「キャンディーの日」ではあまりにシンプル過ぎたこともあり、「ホワイトは純潔のシンボルであり、若い人の恋愛にぴったりあう」という理由から、
「ホワイトデー」という言葉に名称を変えて1980年3月14日から普及活動を行った結果、今のように完全に定着したとされています!
もちろん、日本が勝手に作ったホワイトデーは世界中に広がることなく主に日本と韓国だけで通じるものです。
ほとんどの外国人にホワイトデーといっても「WHAT?」と返されるだけです(笑)
このような経緯でホワイトデーが日本で定着していったのですが、その起源を主張しているのは全国駄菓子工業協同組合だけではございません。
あの不二家や福岡の老舗お菓子屋である石村萬盛堂も「自分が先に始めた」と主張しています!
不二家・エイワの主張
日本でもバレンタインが定着するにあたってお菓子業界同士が集まってお返しをする日を作ろうと計画。
そのことから全国あるお菓子製造会社がこぞって何が良いのか試作品を作り始め、大手の不二家も同じようにお返しの品の製作が始まりました。
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そして、今や定番であるビスケットやマシュマロなどを宣伝販売するようになり、不二家も「リターン・バレンタイン」という名称のお返し専用のお菓子を作って宣伝・PRすることが決定!
1973年3月14日にエイワと協力してマシュマロを作って販売するようになり、ホワイトデーとして確立された説です。
ちなみにマシュマロって相手に渡すと「あなたが嫌い」という意味でも通っているのですが、真逆の意味で使われているそうです。
そのことをSNSで投稿したのはこれからご紹介する石村萬盛堂です。
ホワイトデーのお返しにマシュマロはダメ?その理由は以下の記事でもご紹介していますのであわせてどうぞ↓↓
関連記事:ホワイトデーにバームクーヘンを返す意味とは?渡し方についても!
石村萬壽堂の主張
1977年に石村萬壽堂は「マシュマロデー」というバレンタインのお返しをする日を作りました。
現在の社長がヒントが欲しいと少女雑誌をめくっていくと「男性からバレンタインデーのお返しがないのは不公平。ハンカチやキャンディー、せめてマシュマロでも」という一文を読んで思わず「これだ!」と閃いたそうです。
石村萬壽堂では昔から「鶴乃子」という全国的に有名なお菓子を販売していたこともあり、そのマシュマロの中にチョコレートを入れてみてはどうかと考えて商品化しました。
結果「バレンタインにもらったチョコレートを、僕の優しさ(マシュマロ)で包んでお返しするよ」という意味を込めて、3月14日を「マシュマロデー」とすることに決めたのです!
その後、マシュマロは白いという理由から「ホワイトデー」に変えたと言われています。
マシュマロはネガティブに捉えがちですが、実際はこのように「優しさ」でお返しをする意味だったのですね。
海外でのお返しは?
ホワイトデーという言葉は日本を含むアジア一部の地域のみで浸透していることがわかりましたね。
ではホワイトデーがない国では女性にバレンタインのお返しをするイベントはないのでしょうか。
検索してみても、やはり日本と同じようにお菓子で返す習慣はなかったのですが、感謝の気持ちを込めて花束を贈る習慣はありました!
その国はイタリア。
イタリアでは3月8日はミモザの日と定められており、その日は男性が女性に感謝の気持ちを込めてミモザの花を贈るそうです。
韓国のホワイトデーはもっとすごい!?
ホワイトデーはアジア一部の地域で伝わっているとご紹介しましたが、その一部は日本のお隣にある韓国なのです。
韓国にはホワイトデーの他にダイアリーデーやブラックデーなど、
「恋人の記念日」が毎月14日に必ず設けられており、好きな人に告白して恋人同士になるチャンスが年に12回もあるということです!
そして一つもチョコをもらっていない男性も女性にアタックしてもOKということになります(笑)
私でも参加可能ですが、間違いなくフラれるでしょうね…。
今回のまとめ
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。最後にホワイトデーの由来についての簡単なまとめをどうぞ!
・ホワイトデーの起源はバレンタイン司祭の話の中にある「3月14日にカップルが永遠の愛を誓う」という内容から生まれた
・ホワイトデーという呼び名は日本と韓国などの一部アジアだけであり、他の国では「ポピーデー」または「フラワーデー」と呼ばれている
・日本だけ何故ホワイトデーと呼ぶのかは全国駄菓子工業協同組合が行った「キャンディーの日」から変化して若者の恋愛にぴったり合う「色=白」つまり「ホワイトデー」が生まれたと される
・不二家とエイワ、さらには石村萬盛堂もホワイトデーは自分たちが作ったと主張している
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