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夏の土用の丑の日と言えばうなぎですね!
管理人の大好物なので、この記事を書いている間によだれが出てきそうです(笑)
タレが焦げるにおいが食欲をそそり、それだけでご飯2杯いけそうな感じです。
そんな美味しいうなぎですが、やっぱり高くてなかなか手が出にくい食べ物。
うなぎの代わりとなる食べ物はないのかなとふと考えたくなる方もいるのでは?
「(´・ω・`) そもそも何故高いうなぎを食べるの?」
こんな声も聞こえてきそうですね。
そんなわけで・・・
土用の丑の日とは?
「土用の丑の日」という言葉が一人歩きしている傾向にありますが、そもそも「土用」って何なのでしょうか。
土用とは
「立夏(5月5日頃)」「立秋(8月7日頃)」「立冬(11月7日頃)」「立春(2月4日頃)」の直前18日間
のことを指します。
つまり!土用は年4回あるわけです。
その主な期間はこちら↓↓
・立春・・・1月17日~2月4日頃
・立夏・・・4月17日~5月5日頃
・立秋・・・7月20日~8月8日頃
・立冬・・・10月20日~11月7日頃
「丑」とは十二支の一つであり、「年」で数えられることが多いですが、実は「日」でも数えられます。
カレンダーを見ると左端に干支が書かれていたりしますよね!
その中で土用の期間にある丑の日が「土用の丑の日」というわけです。
ちなみに土用の丑の日が2回ある月もあります。
そのカラクリは土用が18日間、丑を含めた十二支が12種類と数が異なり、そうなれば丑の日が2回ある月も出てきます。
その場合は1回目を「一の丑」2回目を「二の丑」と呼んだりします。
「(;´Д`)年に4回あるなんて財布がすっからかんになる~~!!!」という全国のママさん達へ・・・
私たちがうなぎを食べる日として定着しているのは夏にある土用の丑の日、2019年の場合は7月27日(土)!
1回だけならお金の面で何とかなりそうですね(笑)
それでもやっぱりうなぎは高いもの、ちょっとケチる(?)と言ったらアレですが、
うなぎ以外のものを食べても実はOKだったりするのです・・・!
うなぎ以外に食べるものは?
土用の丑の日にうなぎ以外に何か食べるものはないのでしょうか。
その答えを探るためにあれこれ検索してみると・・・
土用の丑の日にちなんで「う」のつく食べ物を食べて精力をつけるのも良いとのこと!
その代表格がうなぎなだけであって「う」のつく食べ物は総じて体に良いからそれでもOK!
高いと敬遠している人でも「う」がつく食べ物で安く手に入るものはたくさんあるはず!
1つ1つご紹介していきますね。
梅干し
梅干しは夏バテを予防するクエン酸を含んでいます。
また塩分も含んでいるので熱中症対策にもなりますね~
「男を磨く梅がある~♪」のcmで有名な男梅も夏のスポーツや体力仕事にもってこいの商品となっています。
そして梅を漬け込む時期にも注目!
6月に付け込んでから、夏の土用の時期に合わせて漬け込む「土用干し」という作業があります。
これを経て梅干しが完成して土用の丑の日に頂くというのもありです!
瓜
瓜とはウリ科の植物のことをいいます。
胡瓜(きゅうり)や西瓜(すいか)、冬瓜(とうがん)、苦瓜(にがうり)、南瓜(かぼちゃ)
など栄養価の高い野菜が多いのが特徴的です。
特に夏が旬な胡瓜などは体の熱を放熱させる効果や利尿作用などもあるのでバランスを整えることが可能!
スーパーで比較的安価で買えることもあり、夏に食べるには最適な食べ物と言えますね!
うどん
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夏バテ気味でも消化の良くてあっさりしているうどんは食べやすいはず!
特に夏は冷た~~いうどんがオススメ!
うどんを氷水でしめてから皿の上にうどんを乗せて完成!
ずるずる!!と豪快に食べて元気に夏を乗り切りましょ~~!
土用餅
「う」はつかないですが、土用餅も土用の丑の日に食べるのもアリです!
土用餅はいわゆるあんころ餅のこと。
赤福で売られている有名な赤福餅もあんころ餅ですね♪
お餅は「力餅」小豆は「厄除け」の意味があり、
土用丑の日に土用餅を食べて夏の暑さに負けずに過ごすことができると言って食べる家庭も多いです!
他にも栄養価が高くて肝臓の調子を整えてくれる土用しじみや、栄養価が高くて精がつく土用卵もあります!
栄養価が高そうなものをなんでも土用〇〇とつけたら成り立ちそうですね(笑)
なぜうなぎを食べるの?
原点に戻りますが、そもそもなぜうなぎを食べるのでしょうか?
また夏の土用の丑の日だけに定着した理由はどこにあるのでしょうか?
この2つの疑問を紐解くには江戸時代にタイムスリップする必要があります!
それは江戸時代にいた1人の発明家のお話。
彼によって土用の丑の日にうなぎを食べる習慣が国民に定着することに・・・!
土用の丑の日にうなぎを食べる風習を広めた男は平賀源内という人物。
江戸時代に発明家として広く顔が知られていました。
そんな彼がどうやってその風習を広めたのか、それはあるうなぎ屋が彼にこんな話を持ち掛けたからです↓↓
「商売がうまくいきません・・・。どうすれば夏にうなぎが売れるのでしょうか?」
うなぎ屋は平賀にこんな相談をします。
そもそもうなぎは冬が旬の食べ物。
夏にはなかなか売れないのは当然のことです。
しかし、うなぎ屋も商売人で生活がかかっています。
出来ることなら春夏秋冬問わずにうなぎを売りたいと考えていました。
その相談に平賀源内はこんな提案をします。
「”土用の丑の日はうなぎの日”と書いた張り紙を書いて、それを使って宣伝しなさい」
とうなぎ屋にアドバイスしました。
うなぎ屋は言われた通りに宣伝をしたら、なんと飛ぶように売れる売れる!
それを聞いたライバルのうなぎ屋も自分も続けとばかりに真似をし始め、
いつしか「土用の丑の日=うなぎを食べる」風習が定着していったのです。
今回のまとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。最後に土用の丑の日について簡単におさらいしましょう!
・土用丑の日の「土用」は立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれの直前18日間のことをさす。
・丑は十二支の「丑」の意味であり、丑の日が2回ある月も時折出てくる。
・土用の丑の日にうなぎを食べ始めたのは江戸時代にいた発明家の平賀源内がうなぎ屋に「今日は丑の日」と書いた紙を渡してアドバイスをしたことが始まりとされている。
・土用の丑の日にうなぎを必ずしも食べる必要はなく「う」のつく食べ物で栄養価の高いものを食べても良いと言われている。
・胡瓜やうどん、梅干しなど地域によってはうなぎではないものを食べることも!
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