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長崎県の海に浮かぶ時代の流れと共に人が去った軍艦島。
以前は廃墟マニアの聖地としてその名が通っていたのですが、観光地化して今では立派な観光名所になりました。
この軍艦島ですが、船が出せたら必ず上陸できるワケではないのです。
軍艦島があるのは長崎県の外海、うねりが高く上陸が出来ないことの方が多いですね…。
「せっかく軍艦島クルーズに参加したのに上陸できなかった…」
というのは出来るだけ避けたいですよね!
軍艦島の年間上陸日数
まず軍艦島の年間上陸日数についてお話していきます。
軍艦島への上陸は簡単なものではなく、その日の海の機嫌次第でいくらでも変わってきます。
例えば波の高さが既定の高さを超えていたり、風速が規定を超えていたりすると、船長判断で上陸から周遊コースへとチェンジすることもあります。
私が利用したやまさ海運さんは以下の条件を提示しています。
➀風速5メートルを超える場合
➁波の高さが0.5メートルを超える場合
➂現場海域の視界距離が500メートル以下の場合
➃安全誘導員が見学施設を安全に利用できないと判断した場合
➄上記範囲内でもお客様が安全に下船できないと船長が判断した場合
➅弊社の定める「安全運航基準」に基づき上陸不可と判断した場合引用元:http://www.gunkan-jima.net/
やまさ海運さんのホームページから引用
この条件をクリアできる日はおおよそ年間100日程度とも言われます。
ちなみに波が高い1月~3月までは運航していないので、4月~12月の9カ月間の間で100日ということになります。
軽く計算してみると…
一ヶ月30日と計算して30×9=270日。
その中で100日なので、100/270。
%に直すと…
おおよそ上陸確率37%となります!
100回軍艦島にいって40回程度しか上陸できない計算ですね。
「(´・ω・`) 軍艦島に上陸できるかどうかは祈るしかないですね…」
軍艦島の上陸率(月ごと)
年間上陸日数はおおよそ100日程度とご紹介しましたが、次は月ごとに見ていきましょう!
やまさ海運さんのホームページから上陸率のデータをお借りして、グラフにまとめてみました↓↓
棒グラフの数字は全て%で表示しています。
赤く塗られた部分(8月と11月)が特に高い上陸率を誇っていますね。
逆に青く塗られた部分(7月)は上陸率が低い結果となっています。
8月と11月の上陸率が高い理由はその年によって多少違うと思いますが、
8月は比較的波が大人しい傾向にあり、11月は台風の接近が最も少ないことなどが挙げられますね。
逆に7月は台風が最も多く九州に接近するみたいで上陸には不向きな月と言えます。
以上のことから、上陸だけに特化するなら8月と11月を選んでいくのが良いかと思います!
春シーズンも捨てがたい!
上陸するだけなら8月と11月がオススメだという話をしましたが、上陸後ゆっくり快適に見るならば4月と5月が良いですよ。
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その理由は軍艦島に上陸しても8月はめちゃ暑く、11月は風がビュンビュン吹いて非常に寒いそうです。
ちょうど暖かくなる季節でゆっくり軍艦島を楽しめる4月と5月も非常にオススメできます!
上陸率を見てみても4月ちょ5月は80%台なので悪くないでしょう。
もっと事細かく指定するならば5月のGW明けてすぐの平日や4月の春休み明けすぐの平日が良いでしょう。
どちらも子供は学校で大人は仕事にいって家族で出かけるのを控えますから、軍艦島ツアーの船もガラガラで楽々オススメの席を確保できます。
オススメの席を知りたい方は以下の記事をどうぞ~♪
関連記事:やまさ海運さんの軍艦島クルーズに行ってきた!軍艦島体験記!
時間に余裕がある方は是非4月と5月の長期休暇明けを狙ってみてくださいね!(*´ω`*)
今回のまとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。最後に軍艦島の上陸率とオススメの季節についてのまとめをどうぞ~。
・軍艦島の年間上陸日数はおおよそ100日程度である。
・上陸確率はおおよそ37%である。
・上陸しやすい月は8月と11月。
・上陸に不向きな月は7月。
・4月と5月も上陸率が高めで、暖かく過ごしやすい気温なのでオススメである。
・事細かく指定できるならば4月と5月の長期休暇明けがベストである。
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