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今から7年前程前ですが、実家の祖母が癌で亡くなりました。
私はちょうど大学生でアルバイトをしていた時に突然入った訃報。
祖父母は亡くなる1年前から癌と戦っていたのですが、命日となる前日は普通に食事が出来ていたので大丈夫かなと考えていました。
もちろんその日はアルバイトを早退させてもらい、しばらく休暇をもらうことに・・・。
悲しんでばかりでは動けないので、葬儀の準備~近所や親戚の方に訃報の知らせを届けるなどバタバタした状態に。
そのバタバタ状態でもふと思ったことが・・・。
「自分(孫)が香典を包む場合はどれくらいの金額が必要なのか」と。
今まで特に考えたことがなかったのですが、この先必ず必要となる知識ということでリサーチしてみました。
目次
孫が包む場合の相場はいくら?
祖父母に対して包む場合の相場を調べてみると主に以下の通りでした↓↓
あくまで目安なので20代の方が3万円包んでも問題ないですし、30代の方が1万円と少なく包んでも大丈夫です。
ただ、あまりに少ない金額(1000円単位)は失礼にあたるのでやめておきましょう。
当時の私は20代なので1万円~2万円くらいで大丈夫でしたね。
ですが・・・
当時私はまだ学生の身分。
やっていた仕事というのはドラッグストアのアルバイトくらいでした。
もちろん高校卒業後に就職して働いている方も多くいらっしゃると思います。
20代の学生アルバイトと高校卒業後働いている20代とは香典に差が出るのでしょうか。
学生は香典が必要?
学生のうちは香典を出す必要はありません。
逆に高校卒業後に就職して正社員として勤めている場合は香典を1万円~2万円くらい包むようにしましょう!
私の場合は学生だったので香典を出す必要がないとわかりました。
同居している場合と非同居している場合の違いは?
20代で働いていて(学生以外)、且つ亡くなった祖父母と同居している場合は香典は必要ないです。
香典を出す出さないの関係の1つとして、葬式を催す側とそうでない側に違いがあります。
例えば、祖父母と同居している場合は葬式を催す側に入るので、「香典を受け取る側」になります。
一方、祖父母と同居していない場合は「香典を渡す側」になるので、香典が必要となりますね。
つまり出稼ぎのような形で働いている方(実家に住んでいない)は香典が必要となるのでご注意ください。
兄弟がいてそれぞれ別居して働いている場合
兄弟それぞれが祖父母と別居して働いている場合、金額はそれぞれいくらになるのでしょうか?
答えは「兄弟二人とも同じ金額を出す」です。
例えば、兄が1万円出したのに、弟だけが2万円出すのもおかしな話ですよね。
そこは兄弟話し合って同じ金額に揃えるのが自然だと思います。
孫夫婦の場合
孫に夫婦がいる場合は同居、別居関係なく香典を出す必要があります。
ここはちょっとややこしいポイントですね。
香典は夫婦が出すのではなく、1つの家庭として夫が代表して出します!
ここでの香典の相場は独身の金額で構いません。
例)20代孫夫婦の場合は1万円~2万円
同居している場合は出す香典は必要ないという話でしたが、結婚して孫夫婦となった場合は香典が必要なのでご注意ください。
収入や距離によって香典の金額は変わる?
収入によって香典の金額は基本的に変わりません。
例えば孫が高校卒業後に会社を築いて社長になって結構な年収をもらっているとしても同じ。
距離に関しても同様で、どれだけ離れたところに別居していても金額に差はないです。
ただ、20代でそれなりの収入をもらっている場合は1万円や2万円と言わずに5万円くらい出す方もいますね。
そのあたりはご自身とご両親の方と相談して決めてくださいね。
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未成年でも働いている場合
高校卒業後に同居せずに働いていて、18~19歳の未成年の場合はどうなるのでしょうか。
この場合は答えが複数ありました↓↓
きちんとした収入をもらっているなら香典を出すべき
まだ未成年だから香典は必要ない
収入が多いなら香典を出すべき
これは地域や家庭によって考え方が違ってくると思います。
一応トラブルにならないように1万円の香典を用意しておくのがベストかと思います。
あとは親御さんと一度ご相談ください。
ちなみに私の家の場合は未成年と学生は香典免除の考えです。
また親から「結婚したら多めに出してね」と言われましたが、はてはていつになるのやら・・・(汗)
話がちょっと脱線しますが、香典を出す時は新札で出さないのがマナーなので気を付けてくださいね。
詳しくは以下の記事からどうぞ↓↓
香典を出す際の注意事項!
ここで香典を出す前に守るべき注意事項をいくつかお教えします。
しっかり確認してから出すようにしましょう!
➀:香典は多く出し過ぎても少なすぎてもダメ(下限は1万円、上限は10万円)
受け取る側からすると50万円も100万円の香典を包んで渡されると「あたかも死んだことを喜んでいる」ように見えるみたいです。
逆に少なすぎても失礼にあたります。
下限は5000円で上限は10万円までくらいにしておきましょう。
➁:「4」や「9」など死を連想する数字は避けること!
香典で3万円や1万円が多い理由はこの数字を避けているからです。
決して4万円や9万円などで香典を出さないようにしましょう!
➂:「1万200円」や「3万1100円」など端数が出ないようにすること!
香典で端数の数字が出るのはNGです!
キリの良い1万円や3万円にするようにしましょう!
今回のまとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。最後に孫が香典を出すときの相場やマナーについてのまとめをどうぞ~。
香典の相場
・未成年(20歳未満):親が負担
・20代:1万円~2万円
・30代:2万円~3万円
・40代以上:3万円~5万円
香典を出す際の注意点
・未成年や学生は香典は必要ない
・祖父母と別居している場合も香典は必要ない
・ただし孫夫婦の場合は別居、非別居問わずに香典が必要(夫が1家庭の代表として出す)
・兄弟が別居して、それぞれ働いている場合は香典の金額を同じにすること
・未成年でも働いている場合は判断が難しい(香典が必要、不必要かは家庭や地域によって違う)
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