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どうも!管理人のももです!
2月といえば節分が真っ先に思いつくほどの食いしん坊な管理人です。
正月に太り、2月でさらに太るという悪循環を毎年繰り返しているように思えます….(;^_^A
確かに節分も大事な行事ですが、忘れてはいけない祝日として2月11日には「建国記念の日」があります!
私たちの住んでいる日本国が出来た大切な日….とちょっと待った!
同じような言葉で「建国記念日」もありますよね!
この両者、同じようで実は意味が全く違うのです!
間違いやすい「建国記念の日」と「建国記念日」の違いを理解できるように一緒に見ていきましょう!
どっちが正しいの?
まずは「建国記念の日」と「建国記念日」どっちが正しいのかについてお答えします。
正しいのは「建国記念の日」です!
実際にカレンダーを見てみると…↓↓
(※クリックで拡大します)
このように2月11日は「建国記念の日」と記載されていますね!
「正直どっちでもいいじゃーん!」と思うかもしれませんが、実は「の」がつくだけで全く意味が違ってくるのです!
「建国記念の日」と「建国記念日」の違いとは?
似ているようで全く違う両者の違いをまず簡単に説明すると…
建国記念の日:日本が建国された事実を記念して祝う日
建国記念日:その日に建国されたことを記念して祝う日
このようになります!
うーん、ちょっとややこしいですね…。
ポイントとしては建国されたことを祝うのか、もしくは建国した日を祝うのかの違いです。
前者は「建国記念の日」であり、後者は「建国記念日」ということになりますね。
では、わかりやすくするためにもう少し突っ込んでみましょう!
日本の建国日は2月11日ではない!?
「え?日本が建国された日は2月11日じゃないの??」
はい、違います。
正確には日本が建国された日は誰もわからないからという理由です。
もし、2月11日を建国記念日と言ってしまえば、日本が建国した日は2月11日となってしまいます。
建国した日がわからないのに建国記念日なんて作れるはずがないですよね…!
そこで代わりとなる「建国した事実を祝う日」として建国記念の日が出来たのです!^^
日本が建国された日は明確にわからないことから海外では当たり前のようにある建国記念日が日本にはないのです。
一応、古事記に登場する神武天皇が日本最初の天皇であり、日本を建国したと言われていますが、あくまで空想上の人物。
神話に登場して現実に存在しない天皇の即位日を建国日とするのはどうかという意見が多数あったそうです。
また戦争主義だった神武天皇を神格化して美化することに疑問の声が多くありました。
実際に1957年に自由民主党が建国記念日を制定する法案を提出しますが、反対の意見が多くて廃案に…。
何度か法案提出と廃案を繰り返し、代わりに建国記念の日として「の」をくっつけることで建国されたことに対して祝う日を作ろうと動きます。
そして1966年に建国記念の日を定める祝日法改正案が成立して、2月11日が建国記念の日となって今に至るというワケです。
なぜ2月11日なの
2月11日にした理由は「紀元節」という昔にあった祝日からきています。
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紀元節とは、初代の天皇と言われている神武天皇が即位した日である2月11日を祝うために1872年に定められた祝日です。
日本国民はこの紀元節の日を盛大に祝い、日本国が出来たことに感謝していたと言われています。
しかし、後に日本は戦争で敗れます。
日本の敗戦後にGHQが日本政府に「戦争主義の考えを持った天皇を神格化して美化することは危険だ」と指示して1948年に日本政府に紀元節の廃止を要求したのです。
このような背景から「2月11日」という日付は長い間忘れ去られていったのですが、日本が外国の力を借りずに一人立ちをしていくようになると、以前に建国日として使っていたこの日を建国記念日にする動きが強まっていき、長い審議を経て2月11日が建国記念の日となりました。
ちなみに私たち日本人のほとんどが建国記念日に即位した天皇を知らないと言われています。
軍国主義の日本は確かにダメでしたが、それで歴史をなかったことにするのもまたいかがなものかという意見もあります…。
色々と考えさせられますね…。
今回のまとめ
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。最後に「建国記念の日」と「建国記念日」の違いについて簡単なまとめをどうぞ!
「建国記念の日」と「建国記念日」の違いは以下である
・建国記念の日:日本が建国された事実を記念して祝う日
・建国記念日:その日に建国されたことを記念して祝う日
日本が建国した日は誰も知らないので、2月11日は建国記念日と言うことは出来ない
2月11日を建国記念の日とした理由は紀元節が由来である
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