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そろそろ春が恋しくなるのはちょうど3月になった頃。
私にとっては恋愛の春でもなんでもなく食欲の春というおデブまっしぐらの季節でもあります….。
ちょうど暖かくなると気持ちも前向きに食欲も前向きに。
やっぱり一番好きな季節は春です^^
そんな春の訪れを知らせてくれそうな祝日が「春分の日」。
でも、春分の日って毎年日付が違うんですよね…なぜだろうかとちょっと疑問。
他にも「春分の日=春の訪れ」という解釈で間違っていないのか気になることがたくさん!
春分の日の意味
春分の日とは国民の祝日の1つで、1948年に公布また施行されました。
施行日は毎年3月20日or3月21日になり、日付が定まっていないのも特徴の1つ(後ほど解説します)
内容としては「自然をたたえ、生物をいつくしむ」という意味があります。
ですが、「自然+生物=春分」とするにはちょっと不自然ですよね。
その答えを探っていくと、昔は春分の日になると畑の豊作を願い、秋分の頃に豊作を予祝するという農民たちの太陽信仰が起源となっているそう。
昔から太陽は万物を生んで育てるありがた~い存在で、いわゆるお天道様と言われていました。
そんなお天道様に豊作を祈願することが自然をたたえて、人間だけでなくあらゆる生物をいつくしむという意味に繋がっていったとされています。
春分の日の由来
春分の日の前身として1948年までは「春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)」という名の祝日でした。
春季皇霊祭とは皇室祭祀の1つ。
現在の春分の日に天皇・皇后が出席して宮中三宮殿(きゅうちゅうさんきゅうでん)の1つである皇霊殿(こうれいでん)で行われる先祖祭。
秋分の日にも「秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)」にも同じものが行われる。
内容は歴代天皇や皇后・皇族すべての神霊を祀る大祭である。
このように歴代天皇など皇族関係の人物のみを祀るものですが、一般の人たちにも自分のご先祖様に感謝しなければならないと内容を改めることに。
そして1948年に「春分の日」と改名して、国民の人たちにも広く名前を知ってもらおうと今の形になったそうです。
なぜ「春分」という名前なの?
「春分」という言葉には二十四節季と深い関わりがあります。
二十四節季とは1年を24に分けて、それぞれに季節をあらわす名前をつけた古代中国で生まれた暦ですね。
中でも春分は1年で1周する太陽の通り道である「春分点(しゅんぶんてん)」を通過する日なのです。
・・・と言われてもチンプンカンプンですよね(;^_^A
そこで図を書いてわかりやすくしてみました♪
地球の周りを太陽がグルグル回っているのがご存知ですよね!
その太陽が春分点を通過する日=春分の日というワケです♪
逆に秋分点を通過する日は秋分の日となりますね。
そして、この日を境に昼と夜の長さが同じになります!(実際には昼のほうが14分くらい長いそう…)
冬の場合は、夜の時間が圧倒的に長かったですよね。
この春分の日を過ぎると昼の時間が長くなり、同時に暖かさがやってきます。
昔の人も「春分の日=春の訪れ」を祝い、ご先祖様に感謝していたと記録されています。
…と同時に私の疑問は晴れました^^
このことから「春分の日=春の訪れ」という認識は正しかったというワケでした~
春分の日と彼岸の関係は?
春分の日と秋分の日になるとお彼岸ということでお墓参りにいくと思います。
お彼岸と春分の日、秋分の日ってどういう関係にあるのかご存知でしょうか。
その理由は仏教に答えがあります。
仏教の観点から私たちがいる世界を「此岸」、ご先祖様のいる世界を「彼岸」と呼びます。
彼岸は西に位置し、此岸は東に位置するといわれています。
そして3月の春分の日と9月の秋分の日には太陽から真東から登って真西に沈むことから彼岸と此岸の世界が通じやすくなる理由から、毎年この時期になると供養をするようになったのです。
自然をたたえるだけでなくご先祖様もたたえないといけないということですね(*´ω`*)
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春のお彼岸といえば「おはぎ」?それとも「ぼたもち」?
答えは…
春のお彼岸に食べるのは「ぼたもち」で秋のお彼岸に食べるのが「おはぎ」!
牡丹の花が咲くから「ぼたもち」、秋は萩に見立てるから「おはぎ」と名前が区別される。
名前は違えど物は同じ、春と秋で呼び名が異なる。
春分の日の日付はどうやって決めてるの?
太陽が春分点が通過する日が春分の日になるとお伝えしましたが、具体的にどうやって決めているのでしょうか。
それを決める重要なデータこそ国立天文台が観測した「暦象年表」というものを用いています。
毎年2月1日に発表されるこのデータを用いて来年の春分の日は何日にするのか決めるのです。
「暦象年表」を使って秋分の日を計算する場合は複雑な計算式になるのですが、私たちでも手軽にできるやり方を1つ紹介させていただきます。
ただしこの方法は2022年までしか使えないのでご了承ください…。
今年の西暦を4で割って余りの数で確認する方法
①今年の西暦を4で割る
②余った数により日付は以下となる
・余りが0or1の場合→3月20日
・余りが2or3に場合→3月21日
これを使って2019年の春分の日を計算すると…
2019÷4=504(余り3) 余りが3なので…
2019年は3月21日(木)となります!
今回のまとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。最後に春分の日の意味や決め方についてまとめをどうぞ!
春分の日の意味は以下である
・春分の日は国民の祝日の1つである
・毎年3月20日or3月21日に施行される
・内容は「自然をたたえて、生物をいつくしむ」
・「春季皇霊祭」が前身
・春分は二十四節季の1つ
・春分の日になると昼と夜の長さが同じになる
・春分の日は仏教とも関わりがあり、秋分の日と同様、お墓参りをする文化がある
・春分の日は「暦象年表」を使用して毎年2月1日に来年の日付を決める
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