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4月1日だけじゃなくて週末は基本愚か者になっている管理人のももです。
基本グータラ体質なので、1日1日は有意義に過ごしたいと思っていてもなかなか直らない悲しさ・・・。
エイプリルじゃなくてオールウィークエンドフールという肩書きがつきそうです。
日頃からぽけーっとしているせいで、もちろんエイプリルフールで騙される側にまわるのも毎年恒例。
「嘘ついたら泥棒の始まり!」は正解ですが、4月1日だけはウソをついてもOKな日。
でも・・なぜ4月1日という日なのか、ウソをついても良いと誰が決めたのかについて、詳しく知っている人は少数派ですよね。
意味や由来がよくわからずに広まったこのイベント。
誰かにウソをつく前に是非一緒に見ていきましょ~^^
目次
エイプリルフールの意味は?
エイプリルフールとは毎年4月1日だけ嘘をついても良い風習のことです。
英語で書くと「April Fool」直訳すると「4月のバカ」。
漢語的表現だと「万愚節」、中国語では「愚人節」と表現されます。
ちなみにイギリスでは「オークアップルデー」に倣って嘘をつくことができるのは正午までと定められていますが、それ以外の国や地域では1日中嘘をついても良いそうです。
日本でも面白いSNSで拡散されているルールがありますよ♪
関連記事:エイプリルフールのルールを詳しく解説!嘘をつくにもマナーが大事です!
オークアップルデーとはイギリスにある記念日。
1660年にチャールズ2世により、王政が復活したことを祝うために作られました。
オークアップルとは「樫の実」という意味。
国王に忠誠を誓う証として皆オークアップルを身につけます。
もしその日にオークアップルを身につけていない人がいたら皆からバカにされるそう・・・。
ですが!!
オークアップルを身につけるのは午前中まで!
午後からは普段通りの恰好でもノープロブレムという面白い日なのです!
エイプリルフールの由来は何?
エイプリルフールの由来を調べてみたところ、今でも誰が作って、どの国が始めたのかはハッキリわかっていないそうです。
管理人が調査したところ由来?と思われる説は全部で4つ!
「国王に反抗説」
「バカな魚の大量祝い説」
「ノアの箱舟説」
「インドの修行僧説」
これらを項目ごとにご紹介しますね^^
「国王に反抗説」
昔のヨーロッパでは3月25日が新年と定められており、新しい年を祝って4月1日までお祭りをしていました。
しかし!1564年にある国王によって新年の日を3月25日ではなく、1月1日に変えてしまいます。
その国王の名はフランスのシャルル9世。
3月25日という日を毎年楽しみにしていた国民は全員抗議しました。
「なぜ新年を変える必要があるのだ!!」と罵声がとびかいます。
残念ながら国民の声など当時のヨーロッパに届くはずもなく、シャルル9世は抗議をしていた人たちを全員処刑してしまいます。
王の命令は絶対です。
逆らうことは死に値します。
そんな悲しい歴史を忘れてはいけないと国民は4月1日を「嘘の新年」として毎年祝うようになります。
風化を防止するだけでなく、国王への抗議の意味を込めて。
このような4月1日という嘘の新年からエイプリルフールが始まったというワケです。
「バカな魚の大量祝い説」
フランスではエイプリルフールを「ポアソンダブリル」と呼びます。
ポアソンダブリルとは「4月の魚」という意味。
フランスでは4月に大量のサバが獲れるそうで、「すぐに釣ることが出来るほど頭の悪い魚」という意味で「バカな魚」と呼ぶようになります。
そのため、フランスでは魚の形のお菓子を食べたり、魚の形の紙を後ろからコッソリ貼ったりしてイタズラするのです。
貼られた人は「やられた!」と思ってやり返しにいったりして1日楽しむ。
このイベントからエイプリルフールが生まれたとも言われています。
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「ノアの方舟説」
ノアの方舟ってご存知でしょうか。
簡単に説明すると、ある世界に住んでいた人間たちがグータラな生活をしてある家族を除いて働かなくなります。
それを見て激怒して神がいっそのこと全て水に流して消し去ってしまおうとします。
しかし、真面目な家族だけは助けてやろうと考えて、「〇〇日後に大洪水が起きるから方舟を作り、住んでいる動物たちを1匹ずつ乗せて逃げなさい」と命じます。
神のお告げを信じた家族は「ノアの方舟」を作って無事に大洪水から逃れることができました。
そして、新しい陸地を探して方舟を動かしていた家族たちは鳩を一羽飛ばします。
「陸地があるならば、鳩が木の実を持って戻ってくるはず」
そう考えた家族でしたが、1日中待って鳩は手ぶらで戻ってきてしまいます・・・。
「なんて意味のない日だったんだ・・・」
そう思った日はちょうど4月1日。
このことがきっかけで無駄なことをしてしまった4月1日をエイプリルフールとして「どうでもいい嘘をつく日」に変わったと言われています。
「インドの修行僧説」
昔のインドにあった寺院では、3月25日~3月31日まで修行の期間としていました。
悟りを開くことが目的とするこの修行。
3月31日までその日ですが、4月1日からは元通りの生活に戻ってしまいます。
「せっかく修行をしたのに元に戻ったら意味がないよね」
とからかう声が聞こえてくるようになり、いつの日か4月1日は「相手に無駄なことをしてからかう日」となってしまいました。
このことがきっかけでエイプリルフールが生まれたという説ですね。
日本ではいつ広まったの?
日本でエイプリルフールが広まったのは江戸時代の頃。
当時はエイプリルフールという呼び名ではなく「不義理の日」と呼んでいて、嘘をつくのではなく嘘をついたことを謝る日だったのです。
例えば・・・
「たくさんの彼女と付き合った!」と自慢げに嘘をついていた男がいたとすると、
その男は反省して言った相手に謝罪の手紙を書いて送っていたというような感じですね~。
ちなみに現代の日本では謝罪文を書いても許されませんのでご注意を・・・(当たり前ですね)
エイプリルフールと全く逆な理由は、当時は鎖国をしていたからです。
海外からそれっぽい噂を聞きつけて広まると大抵違う解釈をされて広まってしまうのです。
ですが、鎖国が終わると海外の文化が日本に伝わり、同時にエイプリルフールを間違って理解していたことに気づかされることに。
時が経って大正時代には今のエイプリルフールとして定着するようになるのです。
今回のまとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。最後にエイプリルフールの意味と由来のまとめをどうぞ!
・エイプリルフールとは毎年4月1日にある1日嘘をついても良い日
・由来はハッキリとわかっていないが、以下の説がある
「国王に反抗説」「バカな魚の大量祝い説」「ノアの箱舟説」「インドの修行僧説」
・日本でエイプリルフールが広まったのは江戸時代で当時は「不義理の日」という間違った解釈だった
・大正時代には正しいエイプリルフールが定着するようになる
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