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母の日と並んで両親に感謝の気持ちを伝えるイベントが父の日!
日頃のお仕事が大変な全国の父親たち。
だからこそ好きなお酒やゴルフクラブ、財布、ネクタイなどをプレゼントして喜ばせてあげたいですよね^^
ですが、母の日ほど父の日は浸透していないのが事実・・・。
例えば「母の日に贈る花=カーネーション」というイメージが知れ渡っていますが、父の日に贈る花は何かと聞かれると答えに困ってしまうことも。
その答えを探るには父の日について詳しく知っておく必要がありますよね!
目次
父の日の意味と由来
父の日は毎年6月の第3日曜日に行われるイベント。
基本的な趣旨は「父親を尊敬して、感謝の気持ちを伝える」ことにあります。
では、いつ?どの国で?生まれたのでしょうか?
父の日は1966年にアメリカ合衆国第36代大統領のリンドン・ジョンソンが父の日を称賛する大統領告示を行い、6月の第3日曜日を父の日としました。
告示をするきっかけを作った本人はアメリカに住んでいたソノラ・スマート・ドッドという女性。
彼女が「母の日」があるなら「父の日」を作ろうと動いたことがきっかけで父の日が誕生するのです。
そんなソノラ・スマート・ドッドさんはどのような背景があって父の日を作ることを決心したのか。
次を見ていきましょう!
ソノラ・スマート・ドッドの生い立ち
ソノラ・スマート・ドッドさんは6人兄妹の1人としてアメリカワシントン州スポケーンで生まれます。
彼女は物心つく頃に南北戦争を経験します。
ソノラさんの父親は軍人。
1861年に南北戦争が始まると、戦地へと招集されます。
残されたのは母親と子供達。
母親は6人の子供の面倒を見ながら朝~晩まで休むことなく働きました。
「6人を無事に成人させる」
その考えが人一倍強かったのでしょう。
1865年に南北戦争が終わります。
軍人である父親は家族のもとへと帰ってきましたが、長年の無理のせいで母親が過労で亡くなってしまいます・・・。
しばらくは父親と6人の子供たちの生活を送っていたのですが、父親も6人が成人した頃に亡くなります。
当時のアメリカには母の日はありましたが、父に感謝する父の日がない。
そのことに疑問を持ったソノラさんは「母と同じように頑張っている父も感謝する日が必要だ」と考えたことにより、彼女の父の日制定への取り組みが始まるのです!
彼女の強い思いがアメリカ大統領にも知られることに!
1910年6月19日。
ソノラさんはアメリカワシントン州スケポーンにて父の日を作る嘆願書を牧師会に出します。
やはり最初は受け入れられずに苦労します。
それでも彼女が懇願した結果、アメリカ合衆国第28代大統領のウッドロー・ウィルソンがその動きに賛同して動き出します。
ウィルソン大統領は1916年にスケポーンを訪れて父の日の普及の名目で演説を行い、このことにより全く知れ渡らなかった父の日がアメリカ全土に広まります。
そして1966年。
アメリカ合衆国第36代大統領のリンドン・ジョンソンにより、6月の第3日曜日を父の日として制定。
ようやく国に認められることになったのです!
長い年月がかかりましたが、ソノラさんの努力は無駄ではなく、今では世界中に父の日が知れ渡りました!
父の日を6月の第3日曜日にした理由はソノラさんが嘆願書を牧師会に提出した日付だからです。
ちなみに母の日は5月の第2日曜日。
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日曜日だと仕事や学校もお休みであることからこの曜日になったとか。
日本で広まったのはいつ?
日本で父の日が広まったのは約1970年頃と言われています。
母の日のように正確にはわかっていないのですが、アメリカで父の日が祝日となったのは1966年。
少なくとも66年以降に日本に伝わったそうです。
全国に広まったきっかけはデパートや百貨店などでの父の日アピール。
「父の日!!〇〇お得!!セール!!!」みたいなノリで大手が大々的に宣伝した結果、父の日の知名度がグンとアップしたとも。
ちなみに母の日を広めたのは私も大好きな森永製菓なのです!
詳しくは以下の記事からどぞ~♪
関連記事:母の日の意味と由来!カーネーションを贈るにはワケがあった!!
父の日に贈る花は?
日本の父の日は黄色のバラを贈る風習があります。
話が少し戻りますが、そのルーツは、ソノラさんが父の墓前に白いバラを供えたことが由来となっています。
そのエピソードから、生きている父には「赤いバラ」、亡くなった父には「白いバラ」という風習が生まれたのです。
その風習が日本にも伝わります。
黄色いバラになった理由は、1981年に設立された「日本ファザーズデイ委員会」が開催している「父の日黄色いリボンキャンペーン」が関わっています。
黄色は家族への愛情・尊敬を表わす意味が込められており、父の日にピッタリな色だと日本ファザーズデイ委員会が宣伝。
これが父の日に黄色のバラを贈る習慣を全国に定着させたと言われています。
母の日は赤いカーネーション。
それなら父の日は黄色いバラを贈りましょう^^
今回のまとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。最後に父の日の意味と由来についてのまとめをどうぞ!
・父の日は毎年6月の第3日曜日にある
・趣旨は「父親を尊敬して、感謝の気持ちを伝える」
・父の日の創設者はアメリカワシントン州スポケーンで生まれたソノラ・スマート・ドッドという女性
・幼い頃に南北戦争を経験し、両親に大切に育ててもらったことから「母の日」だけでなく「父の日」を作っても良いのではと提案
・1910年6月19日に父の日を作る嘆願書を牧師会に提出する
・1916年にアメリカ合衆国第28代大統領のウッドロー・ウィルソンが父の日の演説を行ってアメリカに知れ渡る
・1966年にアメリカ合衆国第36代大統領のリンドン・ジョンソンの声明により、父の日が成立、祝日となる
・日本で父の日が広まったのはおおよそ1970年頃
・父の日に贈る花は黄色いバラが定番
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