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車もバイクも大好きな乗り物系男子(?)のももです!
本当はダメなんですけど、時効ということで1つお話させて頂きますと、高校生の頃にちょっとだけガソリンスタンドでアルバイトを経験したことがありまして、
その際に当然「レギュラー」と「ハイオク」の2文字を必ず目にするわけですが、当時から乗り物が好きだったこともあって派生してこんな疑問が浮上。
「レギュラー車にハイオクをぶち込んだら速く走れるのかな」
家にあった車系のゲームでも良いガソリンを使えばそれだけ速くなるというシステムがあったものですから、同じように考えたワケです。
レギュラー車→ハイオク
ハイオク車→レギュラー
このように反対にして入れたらどうなるのか、気になった方は是非一緒に見ていきましょう^^
目次
レギュラーとハイオクの違いって何だろう?
レギュラーとハイオクの違いを一言で言いますと・・・
「ガソリンの自然発火の起こりやすさが違う!」
ということになります!
それを理解するために車はガソリンを使ってどのようにして動くのか図で見てみましょう!
またチンケな図ですみません・・・(;^_^A
図の通り基本的に車はガソリンを燃やし、熱エネルギーを利用して動く乗り物。
その熱エネルギーを動く力、すなわち「動力」に換える装置こそ車の心臓と呼ばれるエンジンなのです!
もう少し深く掘り下げると・・・
エンジンは空気とガソリンを「ピストン」と呼ばれる部品が圧縮して気体化させます。
その気体に点火プラグを用いて火をつけて爆発させることにより、熱エネルギーを生み出し、それを動力に変換させて車を動かすというワケです。
ただ、ガソリンは自然発火しやすいもの。
ピストンで完全に圧縮させる前に燃えてしまうと、熱エネルギーを生み出す量も少なくなってしまいます。
その自然発火を起こりにくくしたガソリンを「ハイオク」と言い、逆に自然発火しやすいガソリンを「レギュラー」と言うのです!
ハイオク
・値段がレギュラーより高い
・自然発火しにくい
・スポーツカーやセダンなどパワーが必要な車に使われる
レギュラー
・値段がハイオクより安い
・自然発火しやすい
・軽自動車などパワーがそこまで必要ない車に使われる
こちらの動画でもわかりやすく解説していますので、ご参考ください。
レギュラーとハイオクは「オクタン価」が違う!
ガソリンが自然発火しやすかどうかを決める数字に「オクタン価」と呼ばれるものがあります。
「なんだか難しそうだぞ・・・」とちょっと引き気味の方でも大丈夫!
ゴリゴリの文系男である私でも簡単に理解できましたので(笑)
オクタン価とはガソリンの発火しやすさを1~100までの範囲で説明した数字のことです。
1が一番発火しにくく、100はその逆で一番発火しやすいという意味。
日本の基準だと・・・
・ハイオク:96以上
・レギュラー:89以上
という決まりがあり、海外だとレギュラーでもオクタン価を95以上と決めている国もあります!
ちなみにハイオクの「オク」はオクタン価のことで、highなオクタン価だからハイオクと呼ばれているのですよ~^^
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レギュラーとハイオクを入れ間違えるとどうなるの??
レギュラー車にハイオクを、またはハイオク車にレギュラーを入れるとどうなるのか。
答えは・・・
性能が悪くなります!!
というのもレギュラー車は本来レギュラーガソリンを入れて走らせることを目的としています。
つまりレギュラーガソリンのために設計されているようなもの。
そこに違うガソリンであるハイオクを入れると、最適なパフォーマンスを発揮させることが出来ず、逆に調子が悪くなってしまうのです!
結果的には燃費が下がる原因となりますので、デメリットしかありません。
ただ、入れた瞬間にエンジンが壊れるということはないので、そこはご安心を・・・。
ハイオク車に関しても同様です。
すぐ壊れることはありませんが、こちらも燃費が下がって調子が落ちる原因に。
以上のことから余程のことがない限り、レギュラー車にはレギュラーガソリンを、ハイオク車にはハイオクを入れるようにしましょう!
あ、ちなみに軽油を餌とするディーゼル車にレギュラーやハイオクを入れたり、軽油をレギュラー車やハイオクに入れるのは絶対NG!!
こちらはパワーダウンするだけでなく、直接エンジンが壊れる可能性があるので、「代わりに他のガソリンを入れとこ!」という考えは避けてください!
バイクにハイオクを入れるとどうなるの?
バイクに関しても車と同じ考えで良いでしょう。
レギュラー車、ハイオク車がありますが、基本的に決められたガソリンを入れてやるのがベスト!
即座に故障するこはありませんが、やはり長期的に見ると必ずガタがきます。
バイクの修理費はヘタをすれば車以上にかかることもありますので、大切な愛車を守るためにも入れるガソリンはきちんと守りましょう!
ハイオクとレギュラーが混ざってしまった・・・!
「レギュラー車にレギュラーを入れずにハイオクを入れてしまった・・・どうすればいいの!??」
なんてトラブルが起きることもあるかもしれません。
この場合は一度くらいなら特に支障はないでしょう。
ただ、2000年以前に発売された車に関してはアウトで、ハイオクとレギュラーをきちんと分けないと確実に性能が落ちます。
当時は「間違えて入れてしまっても多少なら何とかなる」とそこまで設計されたエンジンではない時代でしたからね。
まとめると・・・
2000年以降の車・・・・混ぜて入れても一度や二度くらいならOK
2000年以前の車・・・・混ぜて入れてはいけない!!
ということになりますね~
今回のまとめ
ここまでお読み頂きましてありがとうございます。最後にレギュラーとハイオクの違いについてもう一度振り返っていきましょ~!
レギュラーとハイオクの違いは以下である
・値段はハイオクの方が高く、レギュラーの方が安い
・自然発火しにくいのはハイオクで、レギュラーは自然発火しやすい
・軽自動車などに使われるのがレギュラーで、スポーツカーやセダンなどに使われるのがハイオク
・レギュラー車にハイオク、ハイオク車にレギュラーを入れてもすぐには故障しない
・間違ったガソリンを長期的に使用していると故障の原因となる
・ディーゼル車にレギュラーやハイオクを入れてはいけない
・軽油をレギュラー車やハイオク車に入れてはいけない
・バイクに関しても同様で、決められたガソリンを使うこと
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